家族の別れ:女の子の未来を考える

久しぶりにポリスと再会した僕は今回の件と空港で声をかけてくれた事に感謝し

今までの経緯などを話しポリスもニコニコしながら聞いていたのですが

でもなぁお前は日本人なんだからああいう場面に遭遇してもできるだけ避けないと

どんなトラブルに遭うかわからないし危険だから気をつけろとポリスが言うと

続けて実はと話しだしあのシ〇ブ中のお父さんは当然刑務所に入り

女の子のお母さんは数年前に逃げて探したが行方が分からないとの事。

そうなると女の子は施設に入るかストリートチルドレンになるしかないんだよと。

ストリートチルドレンとは家庭や保護者の支援を受けずに路上で生活する      子どもたちの事をいい彼らは貧困・家庭の問題・暴力などのさまざまな理由で    家を離れ日々の生活を路上で送るようになったケースが多いです。         ストリートチルドレンは学校に通えなかったり日常的に栄養不足に陥ったり       犯罪や虐待のリスクが高まるなど困難な環境にさらされています。

だからこれも何かの縁だしお前が引き取ってみないかと・・・

いやいや何言ってんだこのオッサンそんな簡単じゃねぇだろと思いましたが

実際女の子は可哀想だし何か手助けできる事があればしてあげたいですが

現状は今は彼女の家に居候だしコンドミニアムもいつまでもいれるかわからないし

正直チュウブラリンの状態だし女の子は日本人の僕が突然現れたら恐がると思うと

ポリスに言うとポリスも頷きながらそうだよなぁと言いながらも諦められない様子で

今度連れてくるから会うだけ会ってくれないかという事で後日会いました。

辛い経験をした女の子は心を閉ざしているかもわからないし傷ついているだろう

女の子にどう接すればいいかわからず悩みましたが自然のままでいようと決めました。

会うとやはり女の子はビクビクしていて今にも逃げ出しそうだったので彼女が察し

お腹空いてない?

ジョリビー行こうかと言うと女の子も小さく頷きジョリビーに向いました。

ジョリビー(Jollibee)はフィリピン発祥のファストフードチェーンで1978年にマニラで創業され現在ではフィリピン国内だけでなくアジアや中東・北米・ヨーロッパなどに多数の店舗を展開しています。                         ジョリビーは「ハッピービー(Happy Bee)」というマスコットキャラクターでも  知られ特にフィリピンの文化に深く根付いたファストフード店として地元の人々から親しまれ子どもたちから愛されています。

店内に入り席に座り彼女がオーダーをしにカウンターに行くと女の子は泣きだし

わけのわからない僕はアタフタしていたら彼女が戻ってきて女の子を宥めました。

ジョリビーは女の子にとって憧れのお店で感動して泣いてしまったそうです。

ブログランキング・にほんブログ村へ